所長BLOG

2023年01月15日所長BLOG vol.198 『創造/継承』〜京都岡崎・京セラ美術館で学ぶ〜

『創造/継承』〜京都岡崎・京セラ美術館で学ぶ〜

新しいフライヤーです!

寒い時期ではありますが大人の遠足気分で午前のフィールドワークと、午後からは青木淳先生、倉方俊輔先生のご講演&対談をお楽しみいただければと思います。

ご都合つく方、是非ご参加ください!

 

 

■日時  2023年2月11日(土) 10時~17時

       ※Web参加は 14時~17時

 

午前の部 10:00~12:00 フィールドワーク(3つのうちから1つ選択)

午後の部 13:00~17:00 京都市京セラ美術館見学 講演・対談

 

■会場  京都市京セラ美術館ほか

 

■内容

【午前の部】フィールドワーク

※下記の3つから1つお選びいただけます。

 

1.『ロームシアター及び近代建築の見学( 保存・再生)』

既存の建築物の魅力を損なわずに価値を付加させるような(保存・再生)が行われ、また中庭を通りに開けた形にして市民の交流を深めるといった地域の魅力を向上させる魅力的な設計をされたロームシアター。そして岡崎地区の京都国立近代美術館、京都府立図書館、平安神宮の見学を行います。案内人といたしまして、建築史家 倉方俊輔氏に解説いただきます。

 

2.『琵琶湖疏水記念館と無鄰菴の見学(岡崎地区の歴史)』

京都の水の源である琵琶湖疏水とその水を利用して生まれた庭文化を学ぶ場として、水がふんだんに使われた美しい庭のある無鄰菴の見学を行います。琵琶湖疏水は明治維新以降の人口減少などで衰退した都市を再生させる為に計画され、実際にその水で文化的景観が形成されるまでに発展した歴史を学べると考えております。こちらは京都岡崎魅力づくり推進協議会の藤井容子さんに解説いただきます。

 

3.『岡崎地区の街並み見学(地域との共存)』

京セラ美術館から南禅寺方面へ街歩きを行い、蹴上インクラインや周辺の屋敷群の見学を行います。これらを通して疏水が生んだ土地利用や街並み、地域の発展について広く学べると考えます。「京都岡崎の文化的景観」について調査・研究をされている奈良文化財研究所の惠谷浩子主任研究員に見どころを解説いただきながら見学を行います。

 

【午後の部】京都市京セラ美術館見学 講演・対談

 

1.「京都市京セラ美術館の見学」

2020年に改修工事が終了し開館した京都市京セラ美術館の改修設計を実際に手掛け、現在同館館長も兼任されている青木淳氏に解説して頂きながら館内を見学します。京都市京セラ美術館は1933年に竣工した歴史ある建築物です。既存建築物の魅力を継承しつつ、現代、そして未来に向けて改修設計されたその内容に直接学ぶことが出来ます。

 

2.青木淳先生、倉方俊輔先生のご講演、ご対談

 

■参加費 士会会員 2,000円

     一般   3,000円

     学生   2,000円

     Web参加 1,000円

 

■お申込みURL

https://passmarket.yahoo.co.jp/.../02d6jc82m1s21.html...

 

近畿建築士会協議会青年部会 研修委員会の活動より

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