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2018年05月11日社会問題
スタッフ辻です。
GWも終わり、郵便ポストに次々届くのは多種多様な税金の納付書。。
頭が痛い季節です。
季節と関係のない税金も多数あり、相続税・贈与税も有名なところで
これも将来的には無関係ではなく、「まぁ、払えないときは土地建物を
国に渡すしかない」くらいが一般論ではないかと勝手に思っていました。
そんな無知な私に、先日の朝の情報番組が偶然にも衝撃的な事実を
教えてくれました。「崩れ落ちそうな竹林のそばに住む人の苦悩と、その
所有者の苦悩」。竹林所有者は悪意はないものの、経済的にも維持することが
できず、行政に竹林の引き取りを申し出るも使途がないため断られたとか。
これは別に非情というわけではなく、まさに双方に打つ手がない状態です。
引き取ったはいいけど整備には税金が投入されるわけで、なんでもかんでも
というわけにはいかないですよね。十分納得、ですがショックです。
これと似たような事情はすぐそばにあり、「空き家問題」「中古住宅ストック」
などの言葉で聞き及びになっているのがその一端にあたります。当事務所の所長も
とある行政の空き家対策の協議会?に参画しており、建築側の観点でいろいろ
アイデアを期待されているかと思います。司法的に手詰まりなところを建築的に
何ができるか。
建築の仕事は、住みやすさや美しさ、強さの追求だけではなく、背景に広くあるものを
しっかり勉強していかなければならない、と再認識しました。
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