スタッフBLOG

2022年05月27日プロポーザル

先日より、あるプロポーザルに取り組んでいます。
与えられた設計条件に対して広く案を募り、そのアイデアを競います。
 
まずは諸条件の読み込みから。
求められているものは何なのかをじっくりインプットします。
建物の条件だけでなく、プロポーザルの開催目的や開催に至ったバックグラウンドも調べます。
意外なところにプランニングのヒントがあるので、時間をかけます。
 
そこからは頭をやわらかくしてアイデア出し。
はじめは質より量。
手を動かしてどんどんスケッチします。
この空間でどんな体験をしてほしいか…思うままに鉛筆を走らせます。
 
まだまだ図面での詳細な表現はしないですが、建物の形や構造・設備計画の根拠はしっかりしていないと、すぐ見破られます。
詰めが甘いところは何度も所長に見破られ、練り直しです…
 
アイデアが図面化できたら、ようやく提案書の作成へ。
ここまであたためてきた案を視覚化する、プロポーザルの最終段階です。
もちろん審査員はこれまでの経緯をまったく知る由なく、この提案書しか見ません。
なので、これまで所内打合せで積み上げてたものを漏れなく、かつ魅力的に仕上げます。
いちばんのがんばり時です。
 
スタッフ イシマル
 
 
 
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