奄美大島を繰り返し訪れる方々の拠点として、島外から渡ってくる良縁を島の方々と結べたらと、夢が膨らみました。

奄美大島を訪れる観光客の平均宿泊日数が2.6日であることを考えると、離島であるがゆえ、宿泊日数の少ない多くの方が来る場合と比較して、人数は少なくても一度来た方に長く居てもらうという観点が重要です。
いわゆるブレジャーによる延泊をしやすい環境づくりを基本と捉えつつも、コロナ禍を経てポストコロナのビジネス出張が減少する時代に、レジャーの合間にある程度まとまった仕事をすることでそのまま滞在継続できるような環境を、もっと緻密に考えていかなければならないと感じています。

観光促進はもはや過去の課題であり、ワーケーションにはじまり、他拠点居住、そして理想を言えば I ターンを見据えて。

地域資源はすでにそこに存在しているからこそ、来る人迎える人の相互の未来を真剣に考えて、持続可能な創意工夫が重要になってくるのだと思います。

奄美大島は2021年7月に世界自然遺産に登録されました。
大自然の風景やアクティビティを満喫しながらワーケーションが行えます。
近隣には飲食店や宿泊施設、医療機関なども充実しており、暮らしやすい立地です。