所長BLOG

2021年09月09日所長BLOG vol.51 『日々是建築』第11回放送(ゲスト:奥野美和さん)

昨日(9/8)は『日々是建築』放送日でした。
リスナーの皆さま、ありがとうございます。
 
前々回(8/11)に引き続き、泉大津市教育委員会事務局 生涯学習課 文化財係、係長の奥野美和さんをゲストにお招きしました。
 
 
伝統的な街並みが残る浜街道は、江戸時代から紀州街道の1本内側という意味で「内町筋」と呼ばれたそうです。
海側を内側と呼ぶところが漁師町ならではの感覚ですね。
 
明治時代に入り、羊毛を使ったヨーロッパの毛織産業を参考に、牛毛で毛織産業を興したというお話には驚きました。
 
その後、江戸時代から盛んな綿花栽培を活かして、綿毛布が泉大津の代表産業になっていったそうです。
綿では特に起毛させるのに技術がいるそうで、起毛師さんの存在も初めて知りました。
 
江戸期から昭和のはじめくらいまでの年代のバリエーション豊かな伝統的町家と、ノコギリ屋根の毛布工場が混在する都市景観が、今を生きる我々にとって泉大津の原風景であるように思います。
 
ノスタルジーを感じる都市景観は、単純に文化財としてのくくりで扱うことは難しいですが、暮らしの中でできるだけ大事にしていきたいものです。
 
泉大津の繊維業の発展と浜街道の建築風景について、奥野さんのお話はとても興味深かったです。
ありがとうございました!
 
 
毎月第2・4水曜の18:00〜18:55、FMいずみおおつ(85.5MHz)スタジオから生放送でお届けしております。(提供:KSB弥生の里温泉) 
次回(9/22)は・・・
城郭カメラマンの岡泰行さんをスタジオにお招きし、写真を通してみる城郭空間の魅力についていろいろお話を伺いたいと思います。
お楽しみに!