所長BLOG

2021年05月25日所長BLOG vol.25 私の仕事

自分のことを話すのはあまり好きではないのですが、どんな仕事をしているのか最近よく聞かれるので、たまにはちょっとまとめてみます。
 
大きく分けて主に3つの仕事をしています。
 
 
一つ目は、建築の設計・監理業務です。
 
クライアントの夢や希望がいっぱい詰まった建築を設計するのが好きです。
デザインは手段であって、私の仕事の目的はクライアントの夢を叶えることです。
設計のための打合せはかなりたくさん行う方です。
方針もなくとりあえず任せますとか、打合せ回数を減らしてまで早く建てたいというクライアントは私の仕事は向いていません。
 
建築の規模、構造、用途は幅広く設計していますが、特に得意な用途はと聞かれると、医療・福祉施設と答えます。
設計キャリアとしては、病院・クリニック、高齢者施設、障害者施設、保育・子ども施設に多く携わってきました。
 
公共工事などの設計入札や、コンペ・プロポーザルには参加しません。
申請業務のみは受けていません。
 
 
二つ目は、文化財、伝統的建造物の調査・研究業務です。
 
各地域の教育委員会と大学機関との連携の上、民家(農家・町家など)や社寺建築、城郭建築についての実測・図面化、写真などの記録保全、執筆を行っています。
 
将来的な景観保全や伝統的な建築技術の継承に繋げる上でもこれらの調査・研究はとても重要だと考えています。
 
 
三つ目は、既存の事業物件の調査・評価業務です。
 
クライアントが把握を求める不動産(工場や倉庫、物流施設、社屋など)の将来展望を見極めるサポートをします。
具体的には、DD(デューディリジェンス)の一環で、エンジニアリングレポートの作成などを行ったりしています。
※DD(デューディリジェンス):投資やM&Aなどの取引の際に行われる、対象企業や所有不動産などの資産調査のこと
 
コンプライアンスが年々重視される傾向にある世情の中、企業にとって既存不動産を一定の予算内で運用、取得・売却、増改築するには高度のノウハウが求められます。
 
 
いろいろ書きましたが、他にもいろいろやっています。
読んでくださり、ありがとうございました。
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