vol.420 貝塚ポートフォリオでのデジファブ企画|環創研/北條建築事務所

所長BLOG

2025.07.14vol.420 貝塚ポートフォリオでのデジファブ企画

7/13,JIA近畿支部 住宅部会7月例会の世話人を田辺 弘幸さんとともに務めました.

デジタルファブリケーション

万博パビリオンに見るBIMの活用と、ショップボットによる設計・製作の可能性

会場:https://www.portfolio-inc.net/

建築設計や家具・プロダクトのデザインと製作.

これらのデジタル最前線の話を聞くとき,私はいつもわくわく半分,もやもや半分になります.

そしてお二人のご講演を聞いていて,それが何なのか今回明確に理解しました.

私は黒鉛で黒くなるまで手を練り動かし,粘土をこね木を削り,そんなモノづくりがしたくてデザイナーを志したのです.

狩野新さんがこれからのデジタル時代は,「手を動かす」という人間にしかできない行為が,ますますデザインという仕事のなかで重要になると仰られたことが,大変感銘を受け心が救われる思いがしました.

守行忠勝さんのお話も,これからの建築家像を考える上で、大変重要な気付きをいただきました.

そこにその建築があるというシステムをデザインすることが、地域性を持ち社会にコミットメントする,令和の建築家像であると確信しました.

守行さんに任せっぱなしで申し訳なかったですが,ショップボットのデモンストレーションも参加者の皆さん興味津々で楽しんでもらえたと思います.

本企画に関わっていただいた皆さま,ありがとうございました!

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