阪急京都線 相川駅前にある，お弁当とお惣菜のお店『Cooking Plaza』．
クライアントであるオーナーシェフがご両親から受け継いだお店を，さらに発展させる計画である．

改装するか建て替えるか…，工事中のお店の営業はどうするか…．
様々な課題を一つ一つ，クライアントと相談しながら解決していった．

「食べる時間の過ごし方」の多様な需要に応えるオーナーシェフの構想を，最大化する器を創ること設計者に与えられた課題であった．
生まれ変わった『Cooking Plaza』がこの街のたくさんの人々に愛されて，オーナーシェフの思いがさらにたくさんの人々に届くことが楽しみで仕方がない．

快活で人懐っこいオーナーシェフと，老若男女広い客層に支えられる当店のイメージが滲み出るように，駅前通りに面する外観を明るく暖かみのある雰囲気でまとめた．
暗くなるとライトアップされたランドマークとなり，街を明るく照らしたいというオーナーシェフの思いにも応えている．

用途　飲食店舗兼用住宅
竣工　2016年12月
施工　株式会社矢羽田工務店⁡
写真　松本朋也⁡⁡