vol.456 改修案件訴訟で完全勝訴的な和解成立|株式会社 北條建築事務所|一級建築士事務所

所長BLOG

2025.12.31vol.456 改修案件訴訟で完全勝訴的な和解成立

12/25thu,2017年に京都で改修設計した案件において,このたび完全勝訴的な和解が成立しました.

施主・施工者間で訴訟がはじまり約7年半.

工事中から訴訟初期にいたるまで,施主側に対し業務範疇をはるかに超える協力を続けたにも関わらず,訴訟告知を受けて約5年半になります.

訴訟の中盤では,施主側による私や当事務所に対する名誉毀損に類する動きも多く,私の知人や業界関係者にもご心配をお掛けしました.

所属業界団体から事情聴取で呼び出されたときは大変憤慨したものですが,当時担当いただいた団体の副会長をはじめ事務局もあたたかく見守ってくださったことに感謝しております.

無理難題を押し付け無礼千万な施主と,再三の制止を振り切り出来もしない約束を繰り返しては反故にする能力の低い施工者.

このような訴訟で設計事務所が一部でも敗訴するようなことがあるならば,こんなに報われない職業はないと悲観しました.

薄給な上に責任は大変重く,善意で手を差し伸べればその手を引きずり込まれ数千万円にのぼる損害賠償請求を受けるという.

もし本当にこのような職業であれば,胸を張って後進を育てることもできないと,大変悩んだものです.

当初から一貫して全面的に私を支え戦い抜いてくださった弁護士の先生,それからいつ如何なるときも私が仕事に背を向ける人間ではないと信じてくださった皆さまに,心からお礼申し上げます.

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